今月号のスタイルアサヒを何気なく見ていたら
最後のページにプレゼントのコーナーがあるんですよね
そこに棕櫚のほうきと天然木のちりとりが
和室にも洋室にも合いますね
あれっ!? ウチにもあるよねぇ~使ってないけど
和歌山の職人による手作り・・・\(◎o◎)/
おおっ~!! 高田耕造商店ってどこどこ(゜レ゜)
ネットで調べたら ジャストミート!!(ふるっ)
実家の近くじゃあ~りませんか!? (また ふるっ)
たわしやスポンジ、キッチンやトイレ・玄関マット類
100均に売ってある、ほとんどの家庭日用品産業の商品は
約8割は和歌山(海南・野上)で作ってました
今はホント中国製品に押されて、たわしを巻いている
オバちゃんもいなくなりましたね(T_T)
プレゼントにあった高田耕造商店(http://takada1948.jp/)は
海南市の椋木にある1948年創業の棕櫚を使った
ほうきやたわしを作っているお店です
気が付かなかったなぁ・・・。 昔、周りで遊んでたのになぁ(+o+)
ところで棕櫚ってなに!?って、思いますよね
和歌山県人にとって山や川の周りに、普通に生えてる南国調の木
ヤシの木に近い感じって言えば、なんとなく想像つきますか?
すくっと一本立っていて、葉っぱはヤシの葉そっくり
木の幹に棕櫚の繊維が巻きついていて
それを剥がして使うんです
弘法大使(空海)が唐から種子を持ち帰ったと言う
説もあるようですよ
やっぱり今じゃ、外国からの棕櫚に押されて
重宝された野上谷産の棕櫚を使っての商品は
貴重な品になってしまいました
棕櫚の木 (和歌山社会経済研究所さまから)
小学校の頃の校外学習は、もちろん地場産業について
アポなしで近所の工場のオバちゃんのところに行って
たわしを巻いている作業をガン見で勉強
仕事をしてるのに、容赦なく質問攻め(@_@;)
今からでも謝ります ごめんなさい(T_T)
純真な小学生の団体でした
棕櫚の繊維を整えるのが大変な作業です(毛捌き機がもうないそうです)
ちょっとはしょりましたが、大好きな作業
(高田耕造商店さま HPより)
針金の間に通した棕櫚が、クルクルって回ると
魔法の様にたわしの伸ばした形になって
それをグッと曲げると、亀の甲羅の様にたわしに変身
パチパチと毛並みを整えると出来上がり
面白くって飽きずに眺めていた思い出があります
いつもは掃除機ばかりですが、こんな貴重な(1万円近いの)ほうきを
使わないとバチが当たります(嫁入り道具に持ってきたのに)
明日から使ってみよっと(*^_^*)
現金なわたし・・・。
さてさて、使い心地はまたこの次に(^^♪